今日生まれの偉人伝 9月2日 柿右衛門 |
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今日生まれの偉人伝 2007年9月 等幅フォントで読んでくださいね
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9月2日生まれ
酒井田 喜三右衛門(柿右衛門 かきえもん) (1596~1666)
江戸時代初期の陶工
肥前の国(佐賀県)で生まれました。酒井田喜三右衛門といい、父の業を次いで陶 工となり、28才のとき、白手焼や純白ではなくて温かみのある乳白色の柔らかい 濁手(にごしで)焼(乳白手焼)に成功しました。
伝説によれば、彼は、タ日を浴びた真っ赤な柿の色の美しさに感動し、どうしたら あのような美しい色が白磁の焼物に表現できるかと苦労に苦労を重ね、ついには窯 を焚く薪も底をついた頃、突如ひらめきを得て、家中の燃えそうな物を手当たり次 第に窯に放り込んで、柱までも燃やして、ついに「柿右衛門焼き」を完成させたと いう逸話が残っています。その後、この名場面が歌舞伎で演じられて評判になり、 また昔の教科書にも掲載されたため、柿右衛門の名は全国的に有名になりました。
ただ、実際はこのような物語は無く、焼物を扱う豪商の一人が、長崎で中国人から 赤絵付けの調合法を大金を出して買い、これを喜三右衛門に見せ、これでなんとか 赤い色がだせないかと持ち掛けたということだそうです。
しかし、完成するための努力は並大抵でなかったのは事実で、彼の功績が色あせる ことはありません。この努力の結果、彼は48歳の時に日本で初めて見事な赤色の 彩色と赤絵窯焼成法を完成したのです。
その後この赤の色を使った柿の実の蓋物を佐賀藩主鍋島勝茂に献上したところ絶賛 され、この時より柿右衛門を名乗るようになったということです。
その後も、彼は続けて金銀の焼成法を完成させ、その技術は代を重ねるごとに工夫 が加えられて行き、作品は、海外でも高い評価を受け輸出されていきました。現在 もその技術は、受け継がれ守り続けられています。
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今日生まれの有名人(HPには伊藤博文も紹介しています。)
柿右衛門 (陶工 1596年) 伊藤博文 (政治家 1841年) なかにし礼 ( 1938年) 矢崎滋 (俳優 1947年) ジミー・コナーズ (テニス選手 1952年) 早見優 (歌手 1966年) 細川ふみえ (タレント 1971年)
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HPに、各種エピソードをつけた偉人伝をまとめています。 お暇なら、見てくださいね。
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2007年9月2日(日)03:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 影のコメント | 管理
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